Webサイト運用には欠かせないツールのひとつ、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)。サイトに訪れたユーザーの動向を詳しく知る事のできるアクセス解析手法の1つです。そんなGoogleAnalyticsを利用している方も多いと思います。
このGoogleAnalyticsを使用してユーザー情報(ユーザー属性)が取得可能になったようですので、早速実装してみました。
※ユニバーサルアナリティクスでのカスタマイズになりますのでご注意ください。
ユーザー属性で取得できる項目
下記のユーザー属性を取得する事が可能になります。
- 年齢
- 性別
- 興味がある分野
GoogleAnalyticsのトラッキングコードに1行追加
ユーザー属性を取得したいWebサイトのトラッキングコードを変更します。
以下1行をコピーして追加。
ga('require', 'displayfeatures');
コードを追加したら更新(アップロード)を行いましょう。
ユーザーの設定画面を確認
該当アカウントより、管理画面に入ります。
初期状態からカスタマイズを行っていなければ、このような画面になります。
次に、「トラッキングコードを確認」ボタンを押しましょう。
トラッキングコードの認証
「トラッキングコードを確認」ボタンを押すことで、完了となる予定で……
ん?まさかのエラー画面。という事で、「確認をスキップ」ボタンを押してみます。
トラッキングコードの認証完了
はい。無事完了いたしました。
ユーザー画面の確認
画面が切り替わり、この画面が表示されたら後は待つだけです(情報収集期間)。
ユーザー画面を再確認
1日以上待ってみて、再度画面を確認してみましょう。
ですね。
画面が切り替わり、グラフや情報が表示されたら挙動はバッチリという事ですね。
『しばやんすたいる』の場合、ユーザー分布は下記になります。
【計測期間】
2014/04/21~05/21
【年齢分布】
18~24歳:10.23%
25~34歳:53.95%
35~44歳:29.77%
45~54歳:6.05%
【性別分布】
男性:66.8%
女性:33.2%
インタレストカテゴリとは?
ユーザーの解析を行い、「興味のある分野」を表示します。
このブログを見て頂けている方々がどんなカテゴリに興味があるのか?テクノロジー・Web・旅行・音楽・飲食などユーザーが興味のあるカテゴリが割合として表示されます。
なんで英語やねん。日本語でお願いしたいですよGoogleさん。
まとめ
2014年4月3日(木)に正式リリースされたユニバーサルアナリティクス。従来のアナリティクスからの完全移行を2016年3月と控え、旧アナリティクスコードからの移行作業が始まっているかと思います。移行に伴い、デフォルトカスタマイズ可能な箇所を抑えておくことで後々Web制作サイドにもお客さんのためにも良い方向へと導いてくれます。
ベースとなるカスタマイズを再検討する良い時機かもしれませんね。
参考リンク
Google
ユニバーサル アナリティクスについて
アナリティクス 日本版 公式ブログ
ユニバーサル アナリティクスが正式リリースされました