普段の生活の中で無くてはならない最も身近な存在といえば、「太陽と月」ですよね。2014年6月13日(金)は『数十年に1度の美しさの満月(参考:ギズモード)』との事で、空を見上げた方はいつにも増して光輝く月を見られたのではないでしょうか?
一眼レフカメラを片手に撮影してきましたので、覚書を兼ねて。
月面写真を撮るために準備するもの
- 1. 一眼レフカメラ本体(必須)
- CANONのEOS Kiss X5を使用。
- 2. 望遠レンズ(必須)
- 焦点距離250mmのレンズ。(200mm以上あれば良いようです)
- 3. 三脚(必須)
- 2,000円の三脚を使用しています。(安定すればOKです)
- 4. カメラ用ワイヤレスリモコン
- シャッターボタンを指で押しこんだ時にブレが生じるため、リモコンを使って撮影するとブレが解消されます。セルフタイマー機能を利用する事もできますので、必須ではありません。
- 5. リモートレリーズ
- 同上の理由になります。
撮影場所を探そう
足場が安定する場所である事が大前提です。三脚が傾いていると月にピントが合わせづらいです。周囲の明るさですが肉眼で月が綺麗に見えるようであれば街中でも良いかもしれません。都会であればビルや街の灯りが気になるかもしれませんが撮影してみると意外と影響は受けませんでした。
カメラの各設定について
カメラの設定を以下のようにします。
- 撮影モード:マニュアルモード(Mと表示される事が多いです)
- 絞り値:F8.0
- シャッター速度:1/100(100分の1秒)
- ISO感度:100
- ホワイトバランス設定:オート
- 画像保存サイズ:16MB(一番大きいサイズ設定を適用)
- ストロボ(フラッシュ):OFF(不要です)
1枚試し撮りしてみる
月の表面がバッチリ見えますね!少し暗い印象を受けます。
ISO感度を100→200に変更して撮影
光の感度が上がり、綺麗な月面が撮影できました。
ISO感度を100、ホワイトバランスを「太陽光」にして撮影
肉眼で見ているような黄色みがかった月面になりました。
ISO感度を100→200、ホワイトバランスは「太陽光」のまま撮影
ISO感度を少し変えるだけで、明るさを調整する事ができます。光に対する感度を高めたという事です。
ISO感度を200、ホワイトバランスを「くもり」にして撮影
青白く輝く月は、まさにリアル元気玉!
まとめ
一眼レフに関してまだまだ初心者の僕でも簡単に月面を撮影する事ができました。設定の組み合わせや撮影環境により違った一面を残すことができる写真。とても奥が深く、すごく面白いです。
趣味レベルでの写真撮影ですが少しずつ覚えていきたいです。一眼レフに限らず、デジカメでも素敵な写真を撮影する事は可能ですので是非みなさんも写真を楽しんでくださいね。いずれこのブログでも友人が撮影した写真を集めて掲載して紹介できたらおもしろいな~なんてワクワクしています。笑