ホームページ制作会社は飽和状態
IT業界が急成長を続ける中、スマホの登場によりパソコンのみでのインターネット閲覧時代と比べ、ホームページの需要が格段に上がっています。ホームページを作りたい!と考えたとき、ネットで色々と検索されるでしょう。試しに、ネットで検索してみてください「ホームページ制作」とか「Webサイト制作 企業」とか。個人から企業まで数えきれないくらいのWeb制作事業者が検索結果として出てきませんか?
ホームページ制作の価格について
ホームページを作ろうと思った時、気になるのは「価格の違い」ではないでしょうか?なぜこんなに価格が違うのか不思議に思ったことはありませんか?
例え話として、ラーメンのお話をここでひとつ。
ところで、お好きなラーメンはなんですか?
突然なにを質問してるの!?と思われるかもしれませんが。
大きな括りでいえば「しょうゆ」、「とんこつ」、「塩」、「味噌」などが思い浮かぶでしょうか?さらに、麺の太さや麺のゆで加減、トッピングまで細分化すれば人それぞれ好みが分かれる為、さまざまな組み合わせのラーメンがありますね。
では、ラーメンを2種類に分けてみると?
「インスタントラーメン(即席麺:袋麺・カップ麺)」、「店舗のラーメン屋さん」が思い浮かぶのではないでしょうか?
「絶対にお店でしか食べないよ!」という方もいれば、「カップ麺大好きです!」という方もいらっしゃると思います。僕の場合、夕飯にラーメン屋さんに食べにいき夜中にカップ麺を食べるという日もあるくらいラーメンが大好きです。
人それぞれ必要とするニーズが違う
「わざわざお店にでかけるのも面倒だし、カップラーメンで十分かな!」と思う方もいれば、「あのラーメン屋さんにいる店主の腕が光るラーメンをどうしても食べたい!」という方もいるでしょう。
カップ麺は安価で手軽に買えますし、お湯を入れて3~5分待つだけ。コストを抑えてお腹を満たすという基準だけ見れば最高の食品です。お金や時間をかけてでも「あのラーメン屋さんでラーメンを食べたい!」という方もいるわけです。これがニーズの違いです。
ラーメン屋さんが無くならない理由
理由は単純です。いくら美味しいカップ麺が出たとしてもお店で直接食べるその味や雰囲気、店員さんとの会話には勝てません。10倍近くの費用を払ってでも「ラーメン屋さんに足を運んで食べたい」という事です。需要がある限り商売は成り立ちます。
WEB制作における需要と供給
今回はラーメンを例に出しましたがまったく同じことが言えます。
無料や安価でホームページを作れるサービスも出ていますので、手軽にホームページをはじめる事ができます。一方では、ホームページ制作に数十万、数百万というお金をかけて作る場合もあるという事です。誰でも簡単にホームページを作れる時代だからこそ本質が必要になるわけです。
ホームページの目的を見据えて依頼する
起業された方から良く依頼をされるのですがその理由として多いのが「名刺代わりとして」、「ホームページが無いとダメな時代」というお声を聞きます。その程度の理由であれば正直、無料・安価なサービスを利用して作成を行えば良いでしょう。必要な項目を入力して、テンプレートを選んだら1時間以内にホームページ完成!というサービスでもある程度見栄えも良くできていますので十分です。
お金を出してホームページを作るメリット
会社が儲けるためにWebを活用する。且つ、全国に向けて勝手に営業をしてくれる頼れる社員のひとり。
社員と捉えるのは難しいかもしれませんが・・この目的に対する意識が低いうちはWeb制作会社に依頼しなくて良いです。作ったは良いけどずっと放置していて月額費用だけが飛んでいき・・というご相談も良く受けます。お金をかけるのであれば活用しましょうよ、と。
長期的にお付き合いのできるWeb制作会社を見つける
売上を上げるためには、初期投資が必要になるため予算もかかります。ホームページ制作費用だけではなく、販促費や人件費ほか諸経費がかかってしまいます。勘違いしてはいけないのが予算に合わせて長期的な運用計画を立て、段階的に売上をつくるというWeb活用も可能であるということです。
Web制作会社に依頼をする場合、思っていた以上に高かった!という事が多いはずです。そこで、値下げしてよ!というのは簡単です。そうではなく、「一緒に事業を盛り上げていってほしいから予算運用と事業計画も考えてほしい!」と聞いてみてください。制作側もこの人と一緒に頑張ろう!というモチベーションになり、密に連携をとってくれるかと思います。両者がwin winとなる関係が理想ですからね。
Web制作のプロとアマチュアの違いは?
1つの出来事に対してあらゆるリスクを考えられるかどうか。
そして、お客さんに対して適切な提案やアドバイスができるのがWeb制作のプロではないでしょうか?
培ってきた経験やノウハウを活かす事ができるのがプロであり、周りの人たち(お客さん・同業の方含め)から認められなければなりません。Web制作会社も数多く存在する中で、どんどん淘汰されています。
まとめ
ホームページ制作をお願いする場合に気を付けるのは以下のような点です。
- 投資する価値があるWeb制作会社か
- 親身になって相談に乗ってくれるか
- 制作会社の得意分野とやりたい事が自社とマッチしているか
- 謎めいた費用項目がないか
- 返信・連絡が早いか
- 行動が早いか
- 担当者の方と合うか合わないか(重要)
お知り合い・お友達の紹介というのが一番理想ではありますが、その方にとってたまたま合う制作会社だけだったという事もありますので色々な制作会社・個人の方を自ら探してみるという事が大切だと思います。
僕宛に相談をいただいた場合でも自社よりも友人が勤めている会社の方がビジネスマッチしてるなぁ、という場合はご紹介させて頂いたりもします。まずは溢れるほど大量にある情報の中から自分が必要とする「本質となる情報」を見つけ出してください。
「会社いっぱいありすぎて良くわかんないし、どこも一緒でしょ・・?もう、ここでいいや!」という選択方法が一番危険ですからご注意を。
ラーメンの話ですが以前勤めていた制作会社の先輩から教えてもらった例え話です。妙にしっくりきたので覚えていました。その先輩は、いま僕が働いている会社の社長なんですけどね。